[ 新左營車站 新左営駅 Xinzuoying ] 高雄市左営区
橋上駅舎/地下駅舎
構造:地上ホーム・島式3面5線
左營(舊城)車站|左営(旧城)駅(高雄方面)←臺鐵縱貫線(南段)|台鉄縦貫線(南段)→楠梓車站|楠梓駅(彰化方面)
台湾高速鉄路乗り換え→左営駅(台湾高鉄)
高雄MRT R線乗り換え→左営駅(MRT)
新左営駅は台鉄縦貫線の駅で、西部幹線の主要駅。駅名の関係がやや複雑だが、台湾高鉄の左営駅、高雄MRT R線の左営駅(案内は「左營/高鐵」)と駅舎がつながっている。高鉄の開業に向けて21世紀に開業した新しい駅だが、すべての対号列車が停車し、南廻線・東部幹線の多数の列車が折り返す主要駅としての地位を固めている。
ホームは地上にあり、高鉄と合わせると6面11線の巨大ターミナル。駅舎は商業施設を併設した駅ビルとなっており、改札階で高鉄の駅舎とつながっている。また、MRTとの乗り換えに便利な地下改札も設置されている。
台鉄駅舎(西口)
新左営駅の駅舎は橋上駅舎で、出入口は駅の西(北西)側のみにある。背中合わせになっている高鉄左営駅と合わせて駅の東西を行き来できる。構内図では、階段(またはエスカレーター)ごとに出入口番号が付けられている。
駅前
駅舎に沿って細長いロータリーがある。高鉄側が駅の「表口」のようで、台鉄側には駅開業前からと思われる雑然とした雰囲気が残っている。
ショッピングモールの看板
後述の通り駅舎内には環球購物中心(グローバル・モール)というショッピングモールが入居している。
駐車場側出入口(南1門)・立体駐車場
駅舎の南側には立体駐車場があり、駅舎・駅ビルの各階と直結している。
駅舎内(自由通路)
地方の空港のような作りの建物で、改札付近は吹き抜けだが他の部分は2階から4階までグローバル・モールの商業施設が営業している。
高鉄左営駅への通路
2階で自由通路がつながっている。連絡改札はなく、乗り換え客は必ず一度改札を出る必要がある。
改札
橋上駅舎内の改札は1か所のみ。自動改札と有人レーンの両方がある。
地下出入口(MRTの出入口2)
MRTとの乗り換えでいちいち橋上駅舎を経由する必要がないよう、地下にも改札がある。
駅前
MRTの出入口は駅舎の北側にある。
地下駅舎
地下通路はMRTの管轄で、その一角に面して台鉄の空間が設けられている。謎のレールバイクの展示がある。
地下改札
事務室がEMU1200形の塗装に塗られている。
ホーム2・3 1枚目:彰化方 2枚目:高雄方
基本的にはホーム2・3の島式2面4線が使用されている。内側の2B・3Aが本線、外側の2A・3Bが折り返しなどに使用される副本線。
ホーム1 1枚目:彰化方 2枚目:高雄方
ホーム1は一部の折り返し列車が使用する。1Bは2Aと線路を共有しているが柵で塞がれており、1Aのみが使用される。
ホーム1 彰化方
ホーム1のほうがホーム2・3よりも新しいため、地下への階段などのデザインが異なる。
ホーム2から高鉄ホームまで見通す
2つを合わせると6面11線あり、台湾有数のターミナル駅。
彰化方
駅名標
左営駅(高鉄)と接続する駅(新左営駅)の隣も左営駅(台鉄)、という非常にややこしい状況が生まれている。
左營(舊城)車站|左営(旧城)駅(高雄方面)←臺鐵縱貫線(南段)|台鉄縦貫線(南段)→楠梓車站|楠梓駅(彰化方面)
台湾高速鉄路乗り換え→左営駅(台湾高鉄)
高雄MRT R線乗り換え→左営駅(MRT)
・駅の沿革
2006/12/01:開業(高鉄は2007年、MRTは2008年の乗り入れ)|2010/08/18:施設完成により、屏東線・南廻線列車の折り返しを開始
・ページのデータ
取材:2025/02/24・2025/02/25
公開:2025/03/29
更新:公開後未更新
・このページの場所
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