日本駅巡り紀行

橋頭車站|橋頭駅(台鉄)

橋頭火車站|橋頭駅(高雄MRT)

[ 橋頭車站 橋頭駅 Qiaotou ] 高雄市橋頭区
[ 橋頭火車站 橋頭駅 Qiaotou Huochezhan R23 ] 高雄市橋頭区
橋上駅舎
構造:地上ホーム・相対式島式混合2面3線(台鉄)、高架ホーム・島式1面2線(捷運)
楠梓車站|楠梓駅(高雄方面)←臺鐵縱貫線(南段)|台鉄縦貫線(南段)岡山車站|岡山駅(彰化方面)
橋頭糖廠站|橋頭糖廠駅(小港方面)←高雄捷運紅線|高雄MRT R線→岡山高醫站|岡山高医駅

橋頭駅は台鉄縦貫線の駅。高雄MRTの橋頭火車站(直訳すると橋頭鉄道駅)と駅舎を共有している。共用の橋上駅舎の脇に、高雄MRT開業前の地上駅舎が残されている。

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 出入口1
橋上駅舎(MRTから見ると高架下)で、出入口1は駅の南東にある。台鉄の利用にはかなり不便な出入口。

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 出入口1駅前
もともと駅の裏側だった場所で、立派な駅設備とは対照的に駅前には舗装路すらない。日本ではなかなか見られない構図だ。

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 出入口1周辺
駅の自由通路から見た所。一面に農地が広がっている。

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 出入口2
出入口2は駅の北西にあり、MRT開業前からの駅舎の横にある。

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 出入口2駅前
小さな駅前広場がある。バスは駅前広場には乗り入れないようだ。

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 旧駅舎
出入口2のそばには台鉄の旧駅舎がある。個人サイトに記述されていたことによれば1935年築(※文化資産の登録資料では日本統治下の昭和時代としか書かれていない)の駅舎で、モダニズム折衷様式の代表的な建築として中華民国文化資産(歴史建築)に指定されている。

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 旧駅舎
入口は閉ざされているが、保存状態は良さそうだった。

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 旧駅舎から見た駅前
駅前広場から伸びる道は幹線道路に通じている。

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 出入口2(北側)
駅前広場の裏側にはバイク置き場がある。

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 自由通路
駅舎は台鉄とMRTが共有している。

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 台鉄改札
有人駅で、置かれている案内によれば列車別改札を行っているようだった。

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 台鉄ホーム 1枚目:彰化方 2枚目:高雄方
南行のみ副本線のある2面3線の線路配置。並行する高架駅はMRTで、日本では地方の新幹線併設駅でよく見る配置だ。

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 高雄方

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 ホームから見た旧駅舎
旧駅舎は柵で囲まれているが、ラッチも含めてほとんど現役時代のまま残っているようだった。

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 台鉄駅名標

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 MRT改札(出入口2)
MRTの改札は2か所ある。出入口2と台鉄改札に近い北側の改札は有人で、利用者はこちらに集中しているようだった。

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 MRT改札(出入口1)
出入口1に近いこちらの改札は無人で、通路も含めて人通りはまばらだ。

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 MRTホーム 1枚目:小港方 2枚目:岡山車站方
島式1面2線で、各方面の進行方向半分ずつのみ使用している。

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 MRT駅名標
日本では路面電車以外でほぼ見ないタイプの駅名だが、「火車站」(鉄道駅)まで含めての駅名のようだ。

楠梓車站|楠梓駅(高雄方面)←臺鐵縱貫線(南段)|台鉄縦貫線(南段)岡山車站|岡山駅(彰化方面)
橋頭糖廠站|橋頭糖廠駅(小港方面)←高雄捷運紅線|高雄MRT R線→岡山高醫站|岡山高医駅

・駅の沿革
1901/05/19:橋仔頭駅として開業(現在の台鉄)|1920/10/01:橋子頭に改称|1955/03/01:橋頭に改称|2008/03/09:高雄MRT乗り入れ(終点)、台鉄も橋上駅舎使用開始|2012/12/23:MRTが南岡山(現・岡山高医)まで延伸

・ページのデータ
取材:2025/02/24
公開:2025/03/09
更新:公開後未更新

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