阿品東駅は広電宮島線の駅。開業時の駅名は阿品駅だったが、JRの阿品駅開業後、隣の田尻駅が広電阿品に改称したのに合わせて現在の駅名となった。
下りホームへの出入口
駅の南側には、下りホームに直接出入りできる出入口がある。
東側駅前
当駅は海と宮島街道に挟まれた隙間のような場所にあり、駅の眼の前には瀬戸内海(牡蠣の養殖場?)が広がる。
上りホームへの出入口
上りホームは線路と宮島街道に挟まれている。駅に面して道路の停車帯が設けられているが、その前後には歩道がなく、上りホームへのアクセスは自動車か歩道橋しかない。
歩道橋
国道の西側と線路の東側をまたぐ歩道橋が設けられており、実質的にはこれが駅への通路となっている。
西側駅周辺
駅周辺の集落は宮島街道の西側にある。山が近く、わずかな平地だけに人が住んでいるように見えるが、実際には山の上(森のような斜面の奥)にも大規模な住宅地が造成されている。
ホーム 1枚目:西広島方 2枚目:宮島口方
相対式ホームで、上下ホームは互い違いの配置になっていない。
宮島口方
宮島口方に高床ホームが残る。上屋は低床ホームの部分にしか設置されていない。
駅名標
阿品から「東」阿品へと駅名が「降格」されてしまった歴史がある。
海沿いを走る宮島線
広電は多くの路線が瀬戸内海に近いが、実際に海岸に沿って走るのは当駅前後と宮島競艇場付近の一部のみ。
・駅の沿革
1931/02/01:阿品駅として開業|1954年:地御前県病院前に改称|1972/03/01:阿品に改称|2001/11/01:阿品東に改称
・ページのデータ
取材:2023/07/16
公開:2025/06/01
更新:公開後未更新