日本駅巡り紀行

地御前駅

[ 地御前駅 じごぜんえき M36 ] 広島県廿日市市
駅舎なし
構造:地上ホーム・相対式2面2線
阿品東駅(宮島口方面)←広島電鉄宮島線JA広島病院前駅(西広島方面)

地御前駅は広電宮島線の駅。開業時から1年間は当駅の数百m南にあった地御前終点駅が、さらに5年間は阿品東駅の少し北側(宮島街道と西広島バイパスの分岐付近)にあった新宮島駅が、それぞれ宮島線の終点で、新宮島駅から宮島へのフェリーに連絡していた。路線の延伸や道路改良により、両駅ともにまったく遺構は残っていない。

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 下りホームへの出入口
上下ホームが互い違いに配置されており、別々に出入口が設置されている。

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 駅前
駅は宮島街道とぴったりとくっついている。下りホームは歩道と半ば一体化している。

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 下りホーム 1枚目:西広島方 2枚目:宮島口方
下りホームは宮島口方にある。

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 下りホームへの出入口(南側)
下りホームの宮島口方には高床ホームが残る。高床ホームと低床ホームの間にも出入口がある。

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 地御前踏切・上りホームへの出入口
宮島街道と反対側にはJR山陽線が通っている。駅構内を通る地御前踏切は広電とJRを一気にまたぐ踏切で、その中央に上りホームへの出入口がある。

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 地御前踏切・上りホームへの出入口

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 駅前(西側)
踏切を超えた先には住宅地が広がる。

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 上りホームから見た踏切
上りホームの出入口には遮断器があり、広電かJRのどちらかが接近しているとホームに出入りできない。

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 上りホーム 1枚目:西広島方 2枚目:宮島口方
上りホームのほうが下りホームよりも広く、上屋の作りもしっかりしている。

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 駅名標
一文字一文字は難しい読み方ではないが、所見ではなかなか読めない地名だ。

阿品東駅(宮島口方面)←広島電鉄宮島線JA広島病院前駅(西広島方面)

・駅の沿革
1925/07/15:開業(地御前終点駅が終点)|1926/07/15:新宮島まで延伸、地御前終点駅廃止|1931/02/01:現在の広電宮島口まで延伸、新宮島駅廃止。

・ページのデータ
取材:2023/07/16
公開:2025/06/01
更新:公開後未更新

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