日本駅巡り紀行

広島電鉄白島線

[ 白島線 はくしません ] 広島電鉄
八丁堀〜白島間(1.2km)

白島線は広島電鉄の軌道路線で、本線の八丁堀停留場と白島停留場を結ぶ。広電の路線の中では最初期から存在している路線の一つだが、原爆投下後は長期間にわたって運転が休止され、運転再開されたのは1952年だった。

9号線のみが運転され、広電の路線では唯一、大半の列車が線内完結で運転される。2013年以降は、朝晩に2往復のみ本線・江波線に直通する江波〜白島間の列車が運転されるようになった。他の路線からは半ば独立した路線であることから、2025年の運賃改定までは白島線内のみの利用に割引が設定されていた。

駅一覧

全線にわたって併用軌道で、白島通りの上に敷設されている。白島通りは戦後復興の過程で整備された道路で、戦前は白島停留場周辺を除いて1本西の通り(広島城外堀跡)に線路が敷かれていた。白島通りの整備と一体のプロジェクトとされた結果、白島線の運休期間は原爆投下から7年にわたった。

八丁堀停留場 W1|本線直通
女学院前停留場 W2
縮景園前停留場 W3
家庭裁判所前停留場 W4
白島停留場 W5

車両

1000形を含む単車のみが使用され、連接車は乗り入れない。基本的に終日2運用で運行され、朝の江波線直通列車で送り込まれた車両が夜の直通列車で戻るまで白島線内に閉じ込められる運用となっている。

詳細は準備中

運行(2024/03/25改正)

白島線を経由する列車は9号線のみ。概ね10分間隔で八丁堀〜白島間に運転される。

9号線は基本的に白島線内のみの運転だが、江波車庫への入出庫のため朝の白島行と夜の江波行の2本ずつが本線・江波線に直通する。

・路線のデータ
開業日 八丁堀〜白島間:1912/11/23 ※現在のルートに移設されたのは1952/06/10
路線長:1.2km
単線/複線 全線複線

・ページのデータ
公開:2025/06/01
更新:公開後未更新

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