[ 竹田車站 竹田駅 Zhutian ] 屏東県竹田郷
高架下駅舎
構造:高架ホーム・相対式2面2線
潮州車站|潮州駅(枋寮方面)←臺鐵屏東線|台鉄屏東線→西勢車站|西勢駅(高雄方面)
竹田駅は台鉄屏東線の駅。簡易駅で、区間車のみが停車する。日本統治下では農産品の輸出に用いられた重要な駅で、日本統治下で建てられた駅舎が現在も駅前に残されている。
駅遠景
高架駅で、線路の東側からのみ出入りできる。手前の建物は後述の通り駅舎として使用されておらず、画像右側の階段の裏が実際の駅出入口。
駅前
竹田駅の周辺は小さな観光地となっており、おしゃれなカフェなどがある。
旧駅舎
駅前には日本統治下の1938年に建設された寄棟造の木造駅舎が残る。中華民国の国家文化資産(歴史建築)に登録されており、駅舎ではなく観光案内所・資料館として開放されている。
旧駅舎裏側
かつてホームに面していた側も開放されている。
旧駅舎内部
かつて事務室だった側(1枚目画像)は観光案内所(ビジターセンター)として、待合室だった側(2枚目)は資料館として使用されている。外観だけでなく内装もかなり日本風の造り。
現在の高架駅
現在の駅は2013年に高架化された新しい駅舎。駅舎の壁にはアートが描かれ、駅前には彫像が置かれている。
駅出入口
「竹田車站」と掲げられている場所は改札の裏側(トイレや自販機などがある)で、実際に列車に乗降するときには階段の裏側のような出入口を通る必要がある。
改札
有人駅で、窓口は改札の中にある。改札にはICカード・QRコード専用の簡易改札が置かれている。
ホーム 1枚目:高雄方 2枚目:枋寮方
相対式2面2線の高架ホームで、有効長は8両分。
駅名標
どうしても日本人には「たけだ」としか読めない。
潮州車站|潮州駅(枋寮方面)←臺鐵屏東線|台鉄屏東線→西勢車站(西勢駅|高雄方面)
・駅の沿革
1919/11/16:頓物駅として開業(頓物は客家語で「積み重なる」という意味)|1920/10/01:竹田に改称
・ページのデータ
取材:2025/02/23
公開:2025/03/09
更新:公開後未更新
・このページの場所
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