日本駅巡り紀行

西鹿島駅

[ 西鹿島駅 にしかじまえき ET18 ] 静岡県浜松市天竜区
地上駅舎
構造:地上ホーム・相対式2面2線
遠州岩水寺駅(新浜松方面)←遠鉄電車
岩水寺駅(新所原方面)←天竜浜名湖線→二俣本町駅(掛川方面)

西鹿島駅は遠鉄電車と天竜浜名湖線の駅。国鉄二俣線(現在の天竜浜名湖線)の開業前から現在の遠鉄電車の終点だった駅で、構内には遠州鉄道の車両基地もある。

遠鉄電車が相対式2面2線・天竜浜名湖線が単式1面1線の線路配置で、両路線の線路はつながっていない。かつては3面5線の線路配置で、構内で国鉄と遠鉄の線路がつながっていたが、1970年代に遠鉄の車両基地移転・駅管理の遠鉄への移管とともに現在のような形態となった。

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 駅舎
赤い屋根が特徴的な洋館風の駅舎が駅の東側に建つ。

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 駅前
駅前にはバス乗り場があり、天竜区の玄関口として各地に向かうバスが発着する。

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 横から見た駅舎

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 線路西側への地下道
駅の裏側へは地下道が通じている。

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 西側の地下道出入口
地下道の出入口には特に「西鹿島駅」という表示はない。

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 西側駅前

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 改札
改札は遠鉄の1番線ホームに通じている。改札にいる係員は遠鉄の職員で、遠鉄電車利用者に対しては列車別改札を行うのに対して天浜線利用者は右側の常時開いている通路を通過する。

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 改札中の様子
遠鉄の改札は列車到着後に行われているようだった。

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 券売機
天浜線の駅としては「無人駅」扱いだが、券売機については天浜線のものも設置されている。

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 臨時改札
駅舎の半屋外の部分に臨時改札が設置されている。「鹿島の花火」の際などに利用されるようだ。

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 ホーム 1枚目:新浜松方 2枚目:終端方
駅舎に近い1・2番線が遠鉄電車のホーム。基本的には1番線のみを使用し、2番船は留置線として使用されている。2番線の裏や駅の前後に遠鉄電車の車両基地が広がっている。

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 構内地下道
1番線から2・3番線へは地下通路で通じている。遠鉄電車から天浜線に乗り換える人のため、地下道にICカードリーダーが置かれている。

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 乗り換え客への案内
天浜線→遠鉄電車への乗り換え客は1番線で待たないように案内されている。

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 2番線への階段
2番線は有効長が2両分しかなく、車両交換時などを除いて使用されない。通常時は閉鎖されている。

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 ホーム 1枚目:新所原方 2枚目:掛川方
3番線は天竜浜名湖線のホーム。天浜線だけを見ると、当駅は分岐器もない棒線駅である。
かつては2番線・3番線の裏の壁になっている部分もホームとして使用されていて、3面5線の駅だった。

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 発車する天浜線の列車

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 天竜浜名湖線の駅名標

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 遠鉄電車の駅名標
※取り忘れていたためトリミング

遠州岩水寺駅(新浜松方面)←遠鉄電車
岩水寺駅(新所原方面)←天竜浜名湖線→二俣本町駅(掛川方面)

・駅の沿革
1909/12/06:鹿島駅として開業(現在地より北側、現在の遠鉄電車)|1923/04/01:遠州二俣に改称|1938/03/01:現在地に移転、西鹿島に改称|1940/06/01:現在の天竜浜名湖線が乗り入れ

・ページのデータ
取材:2023/10/01
公開:2025/03/20
更新:公開後未更新

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