新桜台駅は西武有楽町線の駅。同路線唯一の途中駅で、2024年現在では西武鉄道が管理する駅として唯一の地下駅。当初計画では存在しない駅だったが、練馬駅の工事が長期化したために暫定的な終点駅として建設された。
駅の建設は西武ではなく営団が実施したため、サインシステムが西武のものに変えられているほかは「地下鉄有楽町線の駅」の雰囲気が濃い。隣の小竹向原で運賃計算が打ち切られてしまうことや、江古田駅・桜台駅に近いことから、乗降客数は23区内の西武の駅で最も少ない(2023年度)。
出入口1
駅は環七通りの地下にあり、出入口は4か所ある。出入口1は南西側の出入口。
出入口1駅前
環七通りと江古田の商店街が交わる交差点に面する。周辺は集合住宅が多い。
出入口2
出入口1の向かい側、駅の南東にある。建屋に使われているタイルの模様は隣の小竹向原駅と同じに見える。
出入口3
出入口3は北西にある。エレベーターが併設されている。
出入口3駅前
駅前広場等はないが、出入口3・4の北側にバス停がある。
出入口4
出入口4は北東にある。当駅の出入口で唯一歩道の中にある。
出入口3・4から改札までの通路
改札が1か所しかないため、出入口3・4からは長い通路を歩く必要がある。
改札
改札は出入口1・2の付近にある。サインが西武デザインなことを除けば営団→メトロの駅にしか見えない。
ホーム 1枚目:新木場・渋谷方 2枚目:西武池袋線方
相対式2面2線の地下ホームで、2024年12月時点ではホームドアが設置されていない。営団が建設したため有楽町線のゴールドのラインカラーが壁に貼られている。
乗車位置標
ホームドア整備やサインシステム変更によって本家の東京メトロでは見る機会を減らした「○○○」の乗車位置標が当駅ではまだ現役。
新木場・渋谷方
西武池袋線方
当駅の南から環七通りを外れ、桜台駅の地下を通って練馬駅に至る。
駅名標
当初は営団デザインの駅名標が掲示されていたため、完全に営団地下鉄有楽町線の駅のような見た目だった。
壁面の駅名標はゴールドの帯に合わせて営団サイズの駅名標を設置しており、サイズの関係で当駅専用のデザインとなっている。
・駅の沿革
1983/10/01:終点駅として開業|1994/12/06:練馬に延伸(単線暫定開業)|1998/03/26:練馬まで複線化、池袋線への直通を開始
・ページのデータ
取材:2023/03/05
公開:2024/12/31
更新:公開後未更新