日本駅巡り紀行

豊島園駅

[ 豊島園駅 としまえんえき SI39 ] 東京都練馬区
地上駅舎
構造:地上ホーム・頭端式1面2線
西武豊島線練馬駅(練馬方面)

豊島園駅は西武豊島線の終点駅。駅名の通り豊島園の最寄りとして建設された駅で、現在はとしまえんの跡地に建設された「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京‐メイキング・オブ・ハリー・ポッター」の最寄り駅。駅周辺は住宅地のため、地元住民の利用もある。

頭端部に駅舎のある島式ホームで、かつては3面3線の櫛形ホームだった名残が今でも見られる。1960年代以前からの構造を継ぎ足しながら使用している古いホームだが、「ワーナーブラザース スタジオツアー東京」の開業に合わせてホームが改装されており、ハリー・ポッターの世界観が再現されている。

画像
 駅舎
2023年に建て替えられた新しい駅舎で、額縁のような特徴的なファサード。

画像
 別の角度から見た駅舎

画像 画像
 駅前
駅前には歩行者専用の駅前広場がある。駅前を左奥に進むと旧豊島園(ワーナー ブラザース スタジオツアー)がある。

画像
 駅前の案内標識
洒落が効いている。

画像 画像
 駅前(南東方向)
ユナイテッドシネマズのある場所にかつてはバスの折り返し場があった。その北側の路地を抜けた先に都営大江戸線の駅がある。

画像
 改札
都営大江戸線の駅でないことについての案内がこれでもかというくらい書かれている。

画像
 ホーム入口
改札内のコンセプトはハリー・ポッターシリーズで、柱や機器類がことごとく紅色に塗られている。

画像 画像
 ホーム 1枚目:練馬方 2枚目:終端方
島式1面2線のホームで、北端(終端側)のスロープを降りた先に改札がある。^-^のような断面形状の上屋となっているが、かつては中央にも線路がある3線の駅だった名残である。

画像
 終端部
駅舎の手前に車止めがある。ホーム有効長はちょうど8両分。

画像
 ホーム中央部
世界観に合わせた様々なオブジェクトが置かれている。

画像
 ホームの屋根がない部分
蒸気機関車のミニチュアも置かれている。

画像
 自動販売機
自販機やコインロッカー・変電設備に至るまで様々な機器類が統一されたデザインとなっている。

画像
 旧ホーム跡地
2番線の反対側にはかつてのホーム用地が残っている。

画像
 練馬方
東京23区内では珍しい単線区間。

画像
 停車中の列車
2番線のほうが上屋の延長が長く、通常ダイヤでは2番線を中心に使用する。

画像 画像
 駅名標
駅名標も独自デザインで、アルファベットが主体。ちなみに、当駅は豊島区ではなく練馬区にあるが、駅の開業時にはまだ豊島区という行政区画はなく、現在の豊島区も練馬区も共に東京府北豊島郡の一部だった。

西武豊島線練馬駅(練馬方面)

・駅の沿革
1927/10/15:豊島駅として開業|1933/03/01:豊島園に改称

・ページのデータ
取材:2024/11/23
公開:2024/12/31
更新:公開後未更新

・このページの場所
日本駅巡り紀行(サイトトップ)→駅・車両のページ(コーナー目次)→西武豊島線→豊島園駅