[ 新島々駅 しんしましまえき AK-14 ] 長野県松本市
地上駅舎
構造:地上ホーム・島式1面2線
アルピコ交通上高地線→渕東駅(松本方面)
1983年まで運転していた区間→新島々〜島々間廃線跡
新島々駅はアルピコ交通上高地線の終点駅。アルピコ交通の新島々バスターミナルと一体化しており、公共交通で松本から上高地に行く場合は基本的に当駅で鉄道とバスを乗り継ぐようになっている。
当駅は開業当初は赤松駅という中間駅で、ひとつ先の島々駅が上高地観光の拠点だった。しかし、高度経済成長期に梓川の3ダム(稲核ダム・安曇ダム・奈川渡ダム)が建設される際、鉄道から自動車への資材受け渡し拠点が赤松駅に整備されることとなり、手狭となっていた島々駅のバスターミナルも赤松に移転した。それに伴って駅名も赤松から新島々へと改称され、さらに新島々〜島々間が災害で廃止されて現在の路線が出来上がった。

駅舎
新島々バスターミナルと一体化した駅舎が建つ。終日有人駅であり、駅舎は大きいだけでなく内部もきれいに管理されている。

駅前
駅前を国道158号線が通る。当駅はあくまで乗り換え拠点であり、周辺が取り立てて発展しているわけではない。当駅前後が扇状地の扇端で、渕東までの景色に比べて明らかに両側の山が線路や道まで迫ってきている。

駅舎 新島々バスターミナル側
アルピコ交通の新島々バスターミナルと駅舎が一体化している。1枚目の画像は本画像の右手奥から撮影している。

新島々バスターミナル
駅前広場はバス専用の発着場で、上高地・白骨・乗鞍などの各方面に向かう山岳バスが発着する。夏のシーズン中はバス・列車待ちの乗客が列を作ることも多い。

駅周辺
険しい地形を活かした発電所も駅のそばにある。

待合室の模型
窓口などは半屋外空間にあるが、トイレや待合室は屋内にある。待合室内には、島々駅や新村駅などの旧駅舎の模型や、Nゲージの小さなジオラマなどが置かれている。

窓口・改札
窓口や鉄道の改札は軒先の半屋外空間にある。窓口・券売機では鉄道とバスの切符をどちらも買えるようになっており、券売機の上の路線図でも両者が一体化して描かれている(当駅からバスに乗るときは事前に切符を購入し、乗車時に改札する)。
列車別改札を実施しており、列車が到着するまでは改札前で待機する。

ホーム 1枚目:松本方 2枚目:終端方
島式1面2線のホームで、ホーム幅はだいぶ狭い。左手の線路は留置線として使用されていた。

松本方
構内踏切に警報機がない関係なのか、駅舎側の線路は停止位置が松本方にズレている。

終端側
2つの線路は当駅の西側で合流し、そこからさらに少し続いている。この留置線は島々駅までの線路の一部を残したものである。

ホームから見た駅舎

駅名標
新島々という駅名だが、駅名の究極の由来である島々集落からは3km以上離れている。新の付かない島々駅すら上高地観光の拠点として著名だった島々地区にあやかった駅名で、島々集落へは2kmほどの距離があった。
アルピコ交通上高地線→渕東駅(松本方面)
1983年まで運転していた区間→新島々〜島々間廃線跡
・駅の沿革
1924/08/26:赤松駅として開業(中間駅)|1966/10/01:新島々に改称|1983/09/28:新島々〜島々間が休止|1985/01/01:新島々〜島々間が廃止、正式に終点に
・ページのデータ
取材:2024/09/14・2024/09/15
公開:2025/08/26
更新:公開後未更新
・このページの場所
日本駅巡り紀行(サイトトップ)→駅・車両のページ(コーナー目次)→アルピコ交通上高地線→新島々駅