[ 広電宮島口駅 ひろでんみやじまぐちえき M39 ] 広島県廿日市市
駅舎なし
構造:地上ホーム・頭端式4面4線
広島電鉄宮島線→宮島ボートレース場駅(西広島方面)
広電宮島口駅は広電宮島線の終点駅。宮島口フェリーターミナルに隣接しており、宮島松大汽船とJR西日本フェリーの宮島航路に連絡している(フリーきっぷなどでの連携は系列の宮島松大汽船のみ)。観光地のメインは海をわたった宮島側にあるが、当駅周辺は鉄道・フェリー2社ずつと幹線道路が集まる交通の結節点となっている。
現在の駅は2022年に移転した新しい施設で、大屋根に覆われた広々とした空間の中に頭端式ホームが設けられている。日本の駅ではおそらく唯一、ホームの番線に数字を使用せずアルファベットのみを使用している(A〜F番線)。
駅全景
アーチの上に切妻の大屋根を乗せた特徴的な外観で、周辺の歩道との間には壁や柵などの明確な境界が設けられていない。
モダンな建築だが、寺社や神殿のような宗教的な雰囲気を感じさせる。
駅前
フェリーターミナル前の広場に面しており、広場内にはロータリーが設けられている。
駅周辺 1枚目:フェリーターミナル 2枚目:広場からJR駅方向
広場に面して、JR西日本フェリーと宮島松大汽船で共有のフェリーターミナルがあり、その内部にはレストランや土産物屋などもある。ロータリーから西に進んだところにJRの宮島口駅がある。
駅とフェリーターミナルの位置関係
駅とターミナルは目と鼻の先にある。2010〜2020年代に改良されるまでは、フェリー乗り場・広電宮島口駅などの配置が現在と全く異なっていた。
ホーム 1枚目:西広島方 2枚目:終端
大屋根の中にホームが収まっている。4面4線の櫛形ホームで、A・B、E・Fの2線は両側ホームとなっている。
西広島方
西広島方にはフェリーターミナルの立体駐車場がある。
留置線
西広島方に進んだところには3線の留置線が設置されている。
駅名標
当駅独自のデザインの駅名標が設置されている。
広島電鉄宮島線→宮島ボートレース場駅(西広島方面)
・駅の沿革
1931/02/01:電車宮島駅として開業(現在地の西側)|1961/06/01:広電宮島に改称|2001/11/01:広電宮島口に改称|2022/07/02:隣接地に移転・現在の駅が開業
・ページのデータ
取材:2023/07/16
公開:2025/06/01
更新:公開後未更新