本川越駅は西武新宿線の終点駅。川越で最も古い駅で、開業時の駅名は川越駅だったが、川越線が開業した際に現在の駅名に改称させられた。川越市の重伝建地区や川越城、喜多院といった観光地に最も近い駅だが、利用者数は東武川越駅にダブルスコア、JR川越駅にも1.5倍近く負けている。
地上駅で、駅舎は商業施設「PePe」やプリンスホテルと一体化している。ホームは櫛形ホーム2面3線だが、中央の線路は7両分しかなく、特急「小江戸」専用ホームとなっている。
蔵のまち口(東口)
駅舎及び駅ビルはかつて本川越駅の構内だった空間を利用している。東口は後述の西口ができるまでは唯一の出入口だった。
東口駅前
駅前広場があり、バス乗り場などが設置されている。駅周辺は川越市の中心市街地。
西口、西口駅前
西口は2016年に整備された。これにより駅西側の住人は駅ビルを回り込まずに西武線に乗れるようになったほか、本川越駅と川越市駅のアクセスが大幅に改善した。
改札
東口と西口をつなぐ自由通路上に改札はある。
改札付近から見たホーム
頭端式ホームの根本に改札があるため、駅前からホームまで段差なし(スロープのみ)で行き来できる。
2F改札口
駅ビル「PePe」の2階に直結している改札もある。こちらの窓口は終日無人である。
ホーム 1枚目:西武新宿方 2枚目:終端方
頭端式ホーム2面3線で中央の2番線は両側にホームがある。1・3番線が10両対応なのに対して2番線は7両対応であり、特急「小江戸」の専用ホームとなっている。このホーム有効長もあり、西武新宿線には001系Laviewが定期運用で乗り入れない。
西武新宿方
川越線との立体交差部を拡張できないため、当駅付近の数百mは西武新宿線最後の単線区間として残っている。
駅名標
「時の鐘と蔵のまち」という服駅名が付けられている。
・駅の沿革
1895/03/21:開業
・ページのデータ
取材:2023/01/01
公開:2023/10/01
更新:公開後未更新