北綾瀬駅は東京メトロ千代田線支線の終点駅で、千代田線の車庫である綾瀬車両基地と近接している。綾瀬〜北綾瀬間の線路は車庫の入出庫線を旅客化したもので、そのため同区間は代々木上原〜綾瀬間と合わせて1本の路線であるにも関わらず「支線」と呼ばれている。
入出庫線の片側に単式ホームを設置した高架駅で、開業時からほぼ40年にわたって3両編成の支線内折り返し列車しか発着できなかった。しかし、駅周辺の宅地化が進んだため大規模な改良工事が行われ、10両編成の乗り入れと代々木上原方面への直通運転が2019年から開始された。改良の前後で駅の雰囲気は大きく変わっている。
1番出入口
最も北にある出入口で、環七通りの北側にある唯一の出入口。
出入口1駅前
駅前を環七通りが通っている。駅周辺は農地から中高層のマンションまで混在している。
駅前広場(予定地)
環七通りの北では再開発が進行中で、駅前広場の予定地が確保されている。
北改札
1番出入口と通じる改札はホームの北端にある。
出入口2
出入口2は改良前からの出入口で、環七通りの南(出入口1の向かい)の高架下にある。
出入口2駅前
出入口3
出入口4
出入口3・4は出入口2と同じ改札に通じる出入口。
出入口4駅前
北綾瀬駅の高架下の空間は店舗として利用されている。
中央改札
高架下にある改札で、改良工事前の改札と対応する位置にある。
出入口5
最も南にある出入口で、他の出入口からは少し離れた位置にある。
出入口5駅前
しょうぶ沼公園という公園に面している。周辺は住宅地。
南改札
地上ではなくホームと同一階に改札がある。
ホーム 1枚目:綾瀬方 2枚目:終端方
単式ホーム1面1線の高架駅で、ホームに面した線路が1つしかないのは東京メトロの駅で唯一。ただし、複線の入出庫線上に設置された駅であるため、ホームに面していない線路がもう1線ある。
綾瀬方
ホームを出てすぐに分岐器がある。
終端方
駅の北側にも線路は続いており、線路が地上に下りたところに綾瀬車両基地がある。
駅名標
出入口
現在の出入口2の付近に駅舎があり、それが唯一の出入口だった。
駅前
駅前の風景は駅改良前後であまり変化していない。
改札
改札の位置は現在の中央改札と近いが、設置方向が異なっている
ホーム 1枚目:綾瀬方 2枚目:終端方
ホームの位置は現在と変わらないが、有効長が3両しかなかった。ホームドアは駅改良時に交換されている。
ホーム延伸工事(綾瀬方)
現在の出入口5のあるあたりでホームの延伸工事が進められていた。
終端方
ホーム延伸が行われたのは綾瀬方で、終端方のホーム端の位置は現在もあまり変わらない。
駅名標
・駅の沿革
1979/12/20:開業|2019/03/16:10両編成の乗り入れ開始
・ページのデータ
取材:2016/08/25・2022/12/10
公開:2024/02/10
更新:公開後未更新