日本駅巡り紀行

長野電鉄3000系

[ 3000系 ] 長野電鉄 長野電鉄長野線

3000系は長野電鉄の通勤電車で、東京地下鉄が日比谷線用に使用していた03系を改造・譲受したもの。本形式が置き換えた3500系・3600系は03系に置き換えられた営団3000系を譲受したもので、奇しくも同じ形式が同じ形式を2回にわたって置き換えることになった。

車体は種車からほとんど手を加えられておらず、18m・3扉のアルミ製車体。8両編成を3両編成に短縮しており、先頭車化改造は実施していないが片方の先頭車を電装化している。機器類もほとんど種車のままだが、湯田中周辺の急勾配への対応のために抑速ブレーキが追加された。

内外装にもあまり手は加えられていないが、前面帯の赤色化や半自動ドアスイッチの追加、照明の更新などが実施されている。3500系・3600系の引退後は、信州中野〜湯田中間の各駅停車はすべて3000系により運転されている。

外観

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 M4編成 長野方より 湯田中にて 2023/03/13
外観はほぼ東京メトロ時代のままだが、全面帯が赤色になったこととスカートが付けられたことでだいぶ印象が変わっている。

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 善光寺下駅に停車中
側面から見ると東京メトロ時代との違いを見出すほうが難しい。長野市内の地下区間では、まるで駅が冷房化される前の時代に03系がタイムスリップしてしまったよう。

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 側面行先表示器
フルカラーLED式が長野電鉄では初めて採用された。

内装

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 車内
車内も東京メトロ時代から殆ど変わっていない。

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 座席
モケットや、一時期の営団・東京メトロに特徴的だった袖仕切りの形状などを含め、東京メトロ時代のまま。曲線のスタンションポールはメトロ時代に増設されたもの。

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 側扉
両開きの扉で、窓がやや小さいのが特徴的。鴨居部には3色LED・スクロールタイプの車内案内表示器が設置されている。

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 半自動ドアスイッチ
寒冷地への対応のため、半自動ドアスイッチが設置されている。

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 運転室後部
運転室後部の窓は2枚しか設けられておらず、右の窓は色付きガラスとされている。

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 運転台
運転台は縦軸ツーハンドルマスコン。運転台への改造はほとんど実施されておらず、車内信号の跡も残る。

・形式のデータ
沿革 2020/05/30:第1編成営業運転開始
編成数・両数 3両5編成(2025年8月現在)

・ページのデータ
取材:2023/03/13
公開:2025/08/10
更新:公開後未更新

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