日本駅巡り紀行

アルピコ交通3000形

[ 3000形 ] アルピコ交通 アルピコ交通上高地線

3000形はアルピコ交通の通勤電車で、京王電鉄が井の頭線で使用していた3000系を改造・譲受した車両。もと東急5000系の5000形を置き換えるために導入された。

18.5m・3扉のステンレス車体で、モハとクハによる2両編成を組む。2両とも京王時代は中間車だった車両を先頭車化改造したものだが、オリジナルに近い見た目の先頭部が付いている。ステンレス車体だが全面が白を基調とした塗装に包まれている。

1999年〜2000年にかけて導入されて5000形を置き換えたが、20100形により導入から四半世紀を経た2025年に引退した。

外観

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 3005編成 新島々方より 渚にて 2024/09/15
ステンレス車体ながら全体が白く塗装され、高原の植物をイメージした5色のストライプが配置されている。言われなければ先頭車化改造と思えないような、3000系リニューアル車に準じたデザインの先頭部が付いている。
第3編成は上高地線のイメージキャラクター「渕東なぎさ」をラッピングした「なぎさTrain」だった。

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 3003編成 松本方より 新島々にて 2024/09/15
最後まで運用された第2編成は「モハ10形リバイバルカラー」だった。

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 3005編成 新島々方より 西松本にて 2024/09/15
松本〜西松本間のカーブを走る第3編成。

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 パンタグラフ
ひし形のパンタグラフ。

内装

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 車内
内装はロングシートで、京王時代から大きく変化していない。

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 座席
ロングシートで、袖仕切りはなくパイプのみ。戸袋窓がついている。

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 車内案内表示器
車内案内表示器の液晶画面は扉ではなく荷棚上部に設置されている。

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 側扉
側扉は両開き式で、扉内側の化粧板は貼られていない。3000系には両開きと片開きがあったが、片開き戸の車両は北陸鉄道にのみ譲渡された。

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 運転室後部
運転室後部には座席が設置されておらず、車椅子スペースとなっている。この部分の側面窓には妻窓の廃車発生品が流用されており、種車と窓配置が異なる。

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 運転台
種車の運転台はツーハンドル式だったが、先頭車化改造により取り付けられた運転台はT字型ワンハンドル式。

・形式のデータ
沿革 1999/10/25:第1編成営業運転開始|2025/03/09:定期運用終了
編成数・両数 2両4編成(最大時)

・ページのデータ
取材:2024/09/14・2024/09/15
公開:2025/08/26
更新:公開後未更新

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