日本駅巡り紀行

アルピコ交通20100形

[ 20100形 ] アルピコ交通 アルピコ交通上高地線

20100形はアルピコ交通の通勤電車で、東武鉄道が日比谷線直通用に使用していた20000系を改造・譲受した車両。もと京王3000系の3000形を置き換えるために導入された。

18m・3扉のステンレス車体で、モハとクハによる2両編成を組む。2両とも東武時代は中間車だった車両を先頭車化改造したもので、種車とは印象の異なる前面非貫通の先頭部が付いている。3000系に引き続いて「アルピコカラー」の塗装とされた。

2022年〜2025年にかけて導入され、3000形をすべて置き換えた。

外観

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 第3編成 松本方より 渕東にて 2024/09/15
先頭車化改造により、205系の先頭車化改造車のようなブラックフェイスの先頭部が取り付けられている。また、スカートとスノープラウが取り付けられている。

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 第3編成 松本方より 森口にて 2024/09/15
前面窓の分割は種車の20000系に似ているが、灯具が上部に移動するなどして印象は大きく変わった。

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 ラッピング
第3編成は上高地線のイメージキャラクター「渕東なぎさ」をラッピングした「2代目なぎさTrain」で、3000系のような白基調のラッピング塗装となっている。
標準塗装は3000系と異なってステンレスの地肌が出ており、腰板と幕板に紺色のラインカラーが巻かれている。

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 側面行先表示器
フルカラーLED式に交換されており、路線と行き先を交互に表示する。

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 側面行先表示器
このような表示を出すこともできる。撮影した当日は線路トラブルで松本〜新村間が一時運休しており、松本駅に留置された車両がこの表示となっていた。

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 サボ
なぎさTrainにはサボも設置されている。折り返し時の交換が不要なタイプ。

内装

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 車内
内装はロングシート。改造と同時に化粧板・モケット・床材が交換されており、特にモケットと床材の色が変わったため車内も種車と大きく雰囲気が変わっている。
車端部は2両とも片側が優先席、反対側が車椅子スペースとなっている。

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 座席
3000形とは窓配置が異なるため、扉間のロングシートが長い。モケットが東武時代のオリーブ色のものから明るめの青緑色のものに変えられている。

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 車内案内表示器
液晶式の車内案内表示器は扉の上ではなく天井に設置されている。JR西日本などが採用している配置に近い。

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 側扉・半自動ドアボタン
側扉は東武時代から化粧板を貼られていた。半自動ドアスイッチと整理券発行機が追加されている。

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 運転室後部
運転室後部には運賃箱が追加されている。機器類の配置の関係なのか、運転室背面の窓は不思議な形状をしている。

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 運転台
T字型のワンハンドルマスコン。

・形式のデータ
沿革 2022/03/25:第1編成営業運転開始
編成数・両数 2両4編成(2025年8月現在)

・ページのデータ
取材:2024/09/14・2024/09/15
公開:2025/08/26
更新:公開後未更新

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