[ 京津線 けいしんせん ] 京阪電気鉄道
塚口〜伊丹間(3.1km)
京津線は京阪電気鉄道の路線で、京都市営地下鉄東西線の御陵駅から大津市中心部のびわ湖浜大津駅までを結んでいる。もとは三条駅と浜大津駅を結んでいた路線で、三条〜御陵間の開業後も東西線の太秦天神川駅まで乗り入れて京都と大津を結んでいる。
京津線を開業させたのは京津電気軌道という会社で、同社は三条〜札ノ辻(上栄町〜びわ湖浜大津間の併用軌道上にあった)間を開業させた後で京阪と合併した。京阪が札ノ辻〜浜大津間を開業させ、さらに大津電車軌道→琵琶湖鉄道汽船が京阪と合併して京阪石山坂本線となると、同路線と接続して「大津線」系統の一部となった。
京津線は三条駅で京阪本線と接続し、急行運転も実施されていたが、京都市営地下鉄東西線の開業によって三条〜御陵間は同路線に代替されて京阪本線から完全に分離されることとなった。東西線の開業によって三条京阪〜びわ湖浜大津間の所要時間は短縮されて輸送力も増加したが、直通運賃は上昇した。石山坂本線と合わせた京阪大津線の利用者数は減少傾向にあり、毎年赤字を計上しているとされる。
全線が軌道法に基づく路線で、上栄町〜びわ湖浜大津間には併用軌道がある。国土交通省令では併用軌道を通過できる車両は最長30mとされているが、特例申請によりその2倍以上の車両が併用軌道を通過する。
さらに、逢坂山を越える上栄町〜大谷間には61パーミルの急勾配があり、大谷駅はホームが40パーミルの勾配上にある。地下区間、急勾配区間、併用軌道をすべて擁するアトラクションのような路線となっている。
| 御陵駅 | T 08 |地下ホーム・地下駅舎|京都市営地下鉄東西線直通 |
|---|---|
| 京阪山科駅 | OT31|地上ホーム・地上駅舎|東海道線・湖西線・京都市営地下鉄東西線乗り換え |
| 四宮駅 | OT32|地上ホーム・地上駅舎 |
| 追分駅 | OT33|地上ホーム・地上駅舎 |
| 大谷駅 | OT34|地上ホーム・地上駅舎 |
| 上栄町駅 | OT35|地上ホーム・地上駅舎 |
| びわ湖浜大津駅 | OT12|地上ホーム・橋上駅舎|石山坂本線乗り換え |
京津線専用の800系が用いられる。800系は東西線との直通向けに新たに新造された車両で、直通開始までは大津線と共通の2両編成の車両が用いられ、普通列車には併用軌道対応の専用車両も用いられていた。
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| 800系 | 地下鉄への直通に対応した16m級4両編成の車両で、ミニ地下鉄・急勾配・併用軌道を直通する日本でも唯一の形式。導入時には水色・黄色・白の専用塗装を纏っていたが、京阪の新塗装導入時に本線普通車と同様の緑・黄緑・白の3色の塗装となった。 |
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すべての列車が普通列車で、太秦天神川〜御陵〜びわ湖浜大津間に約20分間隔で運転される。平日・土休日ともに朝夕ラッシュ時には1時間4本に増発される。
早朝の一部列車は東西線内が京都市役所前折り返し、深夜の一部列車は御陵折り返しとなるほか、入出庫のために四宮発着の列車も早朝・深夜に運転される。
・路線のデータ
開業日 御陵〜上栄町〜札ノ辻(廃止):1912/08/15|札ノ辻(廃止)〜びわ湖浜大津:1925/05/05
路線長:7.5km
単線/複線 全線複線
・ページのデータ
公開:2025/11/03
更新:公開後未更新